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2011年07月 アーカイブ

ビタミンだって取りすぎれば毒になる

過剰摂取といえば、ビタミンやミネラルも要注意です。

最近はモリンガなどのサプリメントを飲む人が増えましたが、むやみにたくさんの種類を飲んでいる人がいるのです。

これらは「多くとるほどよい」と思っている向きもありますが、例えば脂溶性ビタミンは「倦怠感、吐き気」などを起こしたり、とくにビタミンAは「妊娠初期の過剰摂取で奇形児のリスクが高くなる」ことも指摘されています。

どんなものも、過ぎたるは何とやら……なのです。

そんなわけで、今は食事摂取基準において上限値が設定されているビタミンやミネラルも多くなっており、骨粗しょう症予防のために熟年女性がとくに意識したいカルシウムですら、上限値があります。

ある男のつぶやき 7

その夢をかなえぬまま、五年ほどたって父は死んだ。

父が就職のときしてくれたのは、新調の背広とこの紹介状だった。

今にして思えば、その五人の人はみな一角の人物で、その後、新聞や雑誌で名を知られるようになった人もいた。

若気の至りで、自分の息子をいうのに「せめて愚息なだ許せるが、豚児とはなんだ」と鼻白んで、上京後もこれらの人を訪ねなかった。

だがあのとき父は、紹介状を二通書いて、一部をこうして保存していたのだ。

男の息子は私立大学を出て、まずまずの会社への就職が無事決まった。

コネらしいコネもなく、実力での合格で男は喜んだ。

だが、会社の就職前の研修が始まると、息子の機嫌が毎日悪くなり、"あんな会社嫌いだ"と時々漏らし始めた。

会社がまるで、大学の体育会のようで、たった二、三年先輩の社員が「お前、お前」を連発する。

暴力こそ振るわないが、「これくらいで会社に合わないと思う者は、今辞めたほうが身のためだ」と言う。

「どこの会社も似たようなものさ。

いろんな人間が世の中にはいるのさ。

会社は金儲けが目的で、仲良し会ではないから。

辛抱して長く勤めたものが、最後は勝ちだよ」。

男は一生懸命息子を励ましている。

妻は「あの子は何も心配かけない子だったのに。

優しい子に育てすぎたのよ。

私たちが家で世の中の現実を教えなさすぎたのよ」と予想外の成り行きにオロオロしている。

やはり、学生時代と違って本当に社会は厳しいですからね。

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